育休中に副業しても大丈夫?在宅でできるおすすめの仕事6選も紹介 

育児休業(育休)中は赤ちゃんとの幸せな時間……ではありますが、現実問題、お給料が入ってこないので金銭的にピンチなときも。少しでもお金が入ってくるように副業もしくは内職をしたくなりますよね。

もしくは、それまで仕事に追われていた毎日からゆったりと時間が取れるようになり、新しいチャレンジとして副業を始める人もいるかもしれません。

そんなときに気になるのが「そもそも育休中に副業してもいいのか」「赤ちゃんのお世話をしながら稼げる仕事って何があるの?」ということではないでしょうか。

実際に育休中にWebライターの副業を始めた私が、このような疑問にお答えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

育休中に副業してもいいの?

育休中の副業について法律的な観点、会社への報告の義務などについてみていきましょう。 

育休中に副業しても大丈夫 

結論から言えば、育休中の副業は法律上問題ありません。育児・介護休業法では、育児休業中の就労を禁止していないためです。ただし、いくつか注意点があります。 

まず、本業の会社の就業規則を確認することが大切です。副業を禁止している会社もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

また、育児に支障をきたさない範囲で副業を行うことが重要です。育休の本来の目的は育児にあるため、それを忘れないようにしましょう。 

育休中の副業は会社にバレる?バレたくない場合の方法

副業が会社にバレるかどうかは、状況によって異なります。

副業解禁の時代と言われて副業を認める会社が増えているとはいえ、まだまだ理解のある職場ばかりとは限りません。

「育児のためにお休みをもらっているのに、副業しているなんて知られたら会社はいい気しないよな」と思うので、できればバレたくないという人もいるでしょう。

 もし、どうしてもバレたくない場合は、以下の点に注意しましょう。 

1. SNSでの発信に気をつける


SNSを使い副業に関する発信をしていると、思わぬところで会社の人と繋がってしまうかもしれません。発信する際は、本名や顔写真で自分だと特定されないように気をつけましょう。

確定申告の際に注意する

副業で得た収益が20万円を超えると確定申告する必要があります。

このとき、住民税を「普通徴収」にしておくことがポイントです。こうすることで、会社にバレることなく税金を納められます。

友人などに話さない

副業がうまくいっていたり、新しいことにチャレンジして気持ちが高ぶったりすると、ついつい人に話したくなってしまいますよね。

しかし、ここが要注意。どこから話がもれるか分かりません。バレたくないのであれば、調子にのって話さないようにしましょう。

会社に副業がバレないための対処法を書きましたが、個人の意見としてはコソコソ副業をしなければならない状況が早く改善されるとよいなと思っています。

会社にもオープンにし、副業で得たスキルを本業に還元していける社会が当たり前になるといいですよね。

育休中に副業はいくらまでならしていい? 

育休中の副業による収入上限については

①雇われて働く場合

②副業など個人で働く場合

によって異なります。

①雇われて働く場合

育児休業給付金を受給しながら、もともと勤めていた会社で働く場合、就労日数と賃金額に以下のような制限が設けられています。

  • 就労日数が10日(超える場合は80時間)以内であること
  • 育休開始前の賃金の80%未満であること

 たとえば、休業開始時の1日当たりの賃金が1万円だった場合、月の副業収入が24万円(1万円×80%×30日)を超えないよう注意が必要です。

この上限を超えてしまうと給付金を受け取れません。

ただし、具体的な金額は個人の状況によって異なるため、詳しくはハローワークに確認することをおすすめします。

②副業など個人で働く場合

個人で稼ぐ副業であれば、就労時間や賃金といった概念がないので、すきま時間に副業しながら育児休業給付金をもらうことができます。

いずれにしても、無理のない範囲で副業を行いましょう。収入を得ながらも、育児に十分な時間を割けるバランスが大切です。 

育休中に在宅でできるおすすめの副業6選

それでは、育休中に在宅で取り組めるおすすめの副業を6個紹介します。

子育てと両立しやすい仕事ばかりなので、ぜひ参考にしてください。

 1.単純作業が得意な方におすすめ「シール貼り」

シール貼りは、商品やダイレクトメールにシールを貼る作業です。集中力さえあれば、誰でも取り組めるのが魅力です。

子どもが寝ている間や、ちょっとした空き時間に作業できます。 ただし、報酬は高くないので、あくまでも小遣い程度と考えるのがよいでしょう。空いた時間を有効活用したい方におすすめです。

 2.事務作業に自信がある人は「データ入力」

パソコンスキルを活かせる仕事として、データ入力があります。アンケート結果の入力や、名刺情報のデータ化など、さまざまな仕事があります。 

子どもが寝ている間や、夜間に集中して作業できる環境があれば、効率よく稼ぐことができます。ただし、締め切りのある仕事も多いので、計画的に取り組むことが大切です。 

3.簡単にできる「アンケートモニター」

アンケートに回答するだけで報酬がもらえる「アンケートモニター」も、育休中の副業としておすすめです。

スマートフォンがあれば、いつでもどこでも参加できます。 報酬は高くありませんが、子育ての合間に気軽に取り組めるのが魅力です。複数のサイトに登録することで、より多くの案件に参加できるでしょう。 

4.すきま時間に「ポイ活」

 「ポイ活」とは、ポイントを貯めることを目的とした活動です。ネットショッピングやクレジットカードの利用、アプリのダウンロードなど、さまざまな方法でポイントを貯めることができます。

子育ての合間に少しずつ取り組めて、スマホをポチポチするだけで着実にポイントを貯められます。貯まったポイントは現金や商品に交換できるので、家計の助けになるでしょう。

 5.大きく稼げる可能性も?「メルカリ物販」 

不要になった子ども服や育児用品を売ることから始められる「メルカリ物販」も、育休中の副業としておすすめです。

中国から安く出仕入れた商品を販売することで、より大きな利益を得ることも可能です。商品売買の仕組みを学べるので、会社員をしているだけでは得られない学びも得られるでしょう。

ただし、在庫管理や発送作業などに時間がかかるので、育児との両立を考えながら取り組むことが大切です。

 6.初期投資が少ない「Webライター」 

Webライターは、パソコンとインターネット環境があれば始められる初期投資の少なさが魅力。 ただし、基本はクライアントから仕事をいただく形なので、クライアントの要望に応えられる文章力や、締め切りを守る責任感が求められます。子どもの世話との両立を考えながら、無理のない範囲で仕事を受注するようにしましょう。 

育休中の副業が未来を変える?おすすめする3つのの理由

育休中に副業をすることには、さまざまなメリットがあります。ここでは、おすすめの理由を3つ紹介します。

1.収入が増える

副業を始める最大の理由ですね。育児にかかる出費や、育休による収入の減りを少しでもカバーできれば、経済的な不安が軽減されるでしょう。

将来への備えや、レジャー費などにも使えるので人生が豊かになります。 

2.新しいスキルが身につく 

たとえば、Webライターとして活動することで、文章力や情報収集能力が向上するかもしれません。物販の仕事では商品の仕入れや値段のつけ方、紹介文の書き方やお客様とのやり取りなど、商売の基本が身につきます。これらのスキルは、将来のキャリアにも活かせる可能性がありますよね。 

3.世界が広がる 

育児に専念していると、ともすれば世界が狭くなりがちです。副業を通じて新しい人とのつながりや、新たな価値観を得られます。すると、今まで思いもよらなかった人生の新しい選択肢が出てきてより人生を楽しめるようになるでしょう。

育休中に在宅でできる副業を始めて新しい1歩を踏み出そう! 

育休中の副業は、法律上は問題ありません。ただし、会社の就業規則や育児休業給付金の制限には注意が必要です。

在宅でできる副業には、シール貼りやデータ入力、アンケートモニター、ポイ活、メルカリ物販、Webライターなど、他にもさまざまな選択肢があります。

自分の経験や性格に合ったものを選ぶと良いのですが「自分に何が向いているか分からないよ」という人もいるでしょう。

そんなときにおすすめなのは「とにかくやってみる!」ということです。

やってみないことには自分に合っているのか、合っていないのかも分かりません。

私自身、書くことがこれといって得意というわけではありませんでした。

初期投資がいらないからという理由で育休中にWebライターの副業を始めましたが、あっという間に1年経過。今になってやっと「飽きっぽい私が1年も続けられたってことは、合っているんだなぁ」と思えています。

副業を始めたことで、収入増加だけでなく、新しいスキルの習得や世界の広がりを身をもって経験しました。

あくまで、育休は育児との両立を第一に考え、無理のない範囲で取り組むことが大切です。子育てを楽しみながら、自分自身の成長も大切にしてください。新しいチャレンジが、きっとあなたの未来を豊かにするはずです。

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